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桜づくしの桜大福

桜づくしの桜大福を発売
桜の花や葉は、春を楽しむ素材として季節の和菓子に取り入れられています。
今回は「春らしい柔らかなピンク色に、桜の香りと風味。そのすべてが味わえる様な桜大福を作りたい」との想いを込めて、こだわりの桜の素材を使った桜づくしの桜大福が出来ました。
開発・製造を担うのは、老舗和菓子メーカー、株式会社十勝大福本舗です。
昔ながらの伝統製法を続ける松崎町産桜葉
桜づくしの桜大福に使う桜葉は、静岡県伊豆・松崎町産のオオシマザクラです。
地場産業として大島桜の栽培と塩漬けに取り組む松崎町は、全国の“塩漬桜葉”の約7割を生産しています。大島桜の葉は、桜葉特有の芳香成分(クマリン)の含有量が他の桜より多く含まれている為、香り高いことが特徴です。
また、原料にこだわるだけではなく、製法も昔ながらの伝統製法を守り続けています。
一枚一枚手で摘み取り、丁寧に洗浄し、向きとサイズを揃えて50枚を束ね、大きな樽の中に一つずつ同心円状に並べます。ある程度並べたら塩をたっぷりとのせて、樽がいっぱいになるまでこの作業を繰り返します。
使う塩は、通常の塩より甘みがある徳島の「うず塩」を使用することで、桜大福の味にあう、まろやかな塩味のある桜葉に仕上がります。半年間じっくり塩漬けされると、緑色をした桜葉がきれいなべっこう色になり、豊かな香りが広がります。
桜葉を生地にもあんにも練り込む
桜づくしの桜大福は、桜大福の生地にも桜あんにも松崎町産桜葉を使います。
桜大福の生地は、細かく刻んだ松崎町産桜葉を加えることで、食べた瞬間から強い桜の香りを感じられます。
蒸したての生地に桜葉を混ぜると、熱で風味が飛んでしまう為、職人が生地の温度を確認しながら丁寧に練り込みます。
桜あんの味を引き立てる、もっちりとした柔らかい食感の生地になる様、何度も試作を重ねました。
桜あんは、細かく刻んだ松崎町産桜葉を白あんに練り込み、全体が均一になるまで混ぜます。
なめらかでバランスの良い桜あんを作る為、あんの水分量や混ぜるスピード・混ぜる回数に気を配ります。
出来上がった桜葉の桜あんを、もっちりとした桜風味の生地で丁寧に包み込みます。
桜の花を添えて仕上げ
生地にもあんにも桜葉が入った桜大福は、トッピングにも桜の素材を使います。
鮮やかな桜の塩漬けを添えて、見た目にも華やかな桜大福です。
丁寧に包んだ桜大福の上に、桜の花びらが型崩れしないよう、手作業で一輪ずつのせていきます。
パックを開けると、ふんわりと桜の香りが広がります。
桜素材をふんだんに使った桜づくしの桜大福。
一足早く、春の香りを感じてみては如何でしょうか。